オプションNo.402

伊豆 天城山(万二郎岳1,299m 万三郎岳1,405.6m 小岳「戸塚山」1,360m) 例会記録

概要

『天城連山の主要3山をめぐります、晴天時には伊豆の海岸線、富士山が望めます』

日時

5月9日(金)~11日(日)

天候

5/9  曇後雨   5/10 雨   5/11 晴

担当

山倉(康)、桝田

集合

5/9 6時30分 JR天王寺駅東口集合

行程

5/9 車に分乗し伊豆伊東へ移動(国民宿舎井原の庄 泊)

5/10 泊地⇒(車移動30分)天城縦走登山口~四辻~万二郎岳~万三郎岳~万三郎分岐~小岳(戸塚山)~分岐 シャクナゲコース下山~登山口⇒前泊地  約7時間

5/11 泊地⇒帰阪

※初日移動日か帰阪日に宿舎近くに聳える伊東市のシンボル大室山580mを訪れます、徒歩での登山は禁止されていますのでリフト利用となり頂上周遊は30分程度です。

参加者

上野 原(康) 原(正) 佐野 山倉(知) 村木(と) 小椋(勝) 小椋(美) 泉州山岳会1名・・・計11名

   
地図には天城山と記されていますが主峰の万三郎岳を含めた天城連山の総称として用いられています、深田久弥の日本百名山にも天城山と表記されています、天城と言えば川端康成の名作を思い浮かべます、わざわざ大阪から遠征するにあたり本来ならばその小説の舞台となった旧天城トンネルを起点として、天城峠から伊豆半島の分水嶺を縦走したかったのですが、入山地から下山地の距離が離れているためアプローチに問題があり、又山中には小屋もなく国立公園内のテント泊も禁止されています、従って今回は北側の天城登山口から主峰を含めた3座をラウンドする計画としました。
   

5月9日 出発前日の乾杯。

5月9日

今日は大阪から伊豆へ車移動だけです、天気が良ければ伊東市にある大室山へ行く予定でしたがあいにくの曇り空のため明後日に行くことにし15時泊地の国民宿舎へ入りました。

5月10日 9:30 天城山登山道の入口。

最初の分岐、四辻(よつじ)。

10:50 万二郎岳ピーク。

ツツジのトンネル。

アマギシャクナゲをバックに。

アマギシャクナゲを撮っています。

12:20 万三郎岳ピーク。ここで初めて他の登山者と会いました。

新緑のトンネル。

悪路を下山中。

    悪路を下山中。

15:10 結構ずぶ濡れになって帰ってきました。

取り敢えずピークを踏めて乾杯。

宿泊所国民宿舎井原の庄は、コテージになっていました。

   
5月10日
予報通り朝から雨模様です、後半に天気が良くなるのを期待して出発を後らせ9時20分天城高原ゴルフ場前を出発、杉やヒノキの平坦な樹林帯を約20分歩くと四辻登山口です、雨が幸いしてか湿潤な山肌はシダ類が多く美しい絨毯のようでした、ここから標高差300m足らずを登り10時50分万二郎岳着、稜線に出たので風が強くなってきます、道標はよく整備されていますが登山道は洗堀箇所が多くちょっと注意しなければなりません、馬の背のあたりでは馬酔木のトンネルが有りアマギシャクナゲやアマギツツジが咲き始めていました、風が強い緩やかな稜線を辿り12時30分主峰の万三郎岳に着きました、昼食休憩後シャクナゲコースを5分ほど下ると小岳方面と万三郎岳の分岐に出ます、天城峠方面から縦走をしてくるとここで合流します、雨で時間もないので小岳は諦めシャクナゲコースを下りました、途中長い丸太階段がありますがほとんどが洗堀されており十分注意して下らなければなりません、コースには名前の通りアマギシャクナゲが多く見られ樹林はブナやヒメシャラが目立つ自然林です、万三郎岳から万二郎岳の裾を時計回りにトラバース気味に下ると四辻に合流し15時10分登山口のゴルフ場に着きました。
   

5月11日 9:20 翌日、大室山からやっと富士山が見えました。

鳥居の中に富士を入れて。

富士をバックに記念撮影.

大室山の火口。火口の底でアーチェリーが出来る。

10:15 大室山の駐車場にて解散。お疲れ様。

5月11日

今日は待望の晴です、リフトでしか登れない国の天然記念物大室山へ9時発のリフトで登ると富士山がきれいに見えました。下山後今回の山行を終了し解散としました、皆様お疲れさまでした。

               記録:山倉(康)    写真:桝田 原(康) 山倉(康)