オプション例会No.181 第11回スキーカーニバル イン 北海道・富良野 例会記録
概要 『もう一度行ってみたいスキー場のNo.1は富良野スキー場になりました。何が良いのか、それは初心者から上級者まで誰もが満足できる
コース設定と、厳冬期の大雪連峰を真正面に捉えた雄大なロケーションでしょう。そして、北海道でも最高の雪質を求めて、少し時期を早め
ました。これが「ザ・フラノ」の最終版です。是非ご期待ください。』

 
日時 2013年2月17日(日)〜21日(木) 4泊5日
天候 2/17:晴れのち雪、2/18:晴れのち雪、2/19:曇りのち雪、2/20:曇りのち雪、2/21:曇りのち晴れ。
担当 紀伊埜本節雄、西村晶
集合 関西空港 2/17 8:00
行程 2/17 関西空港⇒新千歳空港⇒リゾートバス⇒富良野プリンスホテル(ドアーtoドアー)
2/18 終日スキー
2/19 終日スキー
2/20 終日スキー
2/21 富良野プリンスホテル⇒リゾートバス⇒新千歳空港⇒新関西空港
参加者 山下登志子、安本昭久、安本嘉代、紀伊埜本博美、和田良次、和田敬子、上原進一、寺島直子、片山純江、野原勇 ・・・計12名

2/17 午後3時にホテル到着、翌2/18 富良野北ノ峰ゲレンデ初出動の朝です。この日の午前中と最終日午後だけが晴れていました。
前方に富良野盆地を隔てて連なる十勝山連峰が神々しく輝いていました。気温−11度、足元のスキー板は踏むたびにキュキュと鳴きます。
富良野は北ノ峰ゾーン(本館)と富良野ゾーン(新館)の二つに分かれていますが上部は連絡コースで結ばれています。雄大なスキー場です。

ロッカールームです。広くはありませんが、窮屈ではありません。
2階(実質3階)の寝室から歩いてこのロッカーに至るのも洒落た
配置です。開設50年だそうですが、本館イコール旧館ではありま
せん。素敵なホテルです、文化財だと思います。

富良野プリンスホテル本館の裏側にあるスキーヤー出入り口です。
三角屋根のシックな(粋な)佇まいはプリンスホテル本館の特徴です。
昼食は2階のビュッヘまで直接滑り込めて、スキー靴のまま寛げます。

雪面の先、急角度に切れているのがジャイアントコースです。
背景の十勝連峰とあわせて、豪快な滑降は北ノ峰の圧巻です。

最もポピュラーなフミリーゲレンデです。広大でたわやかな
斜面は距離もたっぷりあり、誰もが多彩な滑りを楽しめます。

まとまった練習風景です。数多く滑ることが上達への早道
ですが、ときどき先輩のアドバイスを受けるのも必要です。

熱気あふれるレッスンです。ゲレンデでは自衛隊諸君のスキー訓練と
高校生諸君のスキー実習とが相互にわたり合う我がEPEチームです。

北ノ峰ゴンドラの最上部です。標高940m、ワールドカップ女子
ダウンヒルコースのスタート地点です。瞬間時速140キロを記録
した優勝者は大壁、馬の背、ダイナミックコースを1分19秒92
でぶっ飛ばしたそうです。想像すらつきません。(1986年の大会)

富良野ゾーンの最上部です。標高1209m、ここは101人乗り
ロープウエーの終点から、567mのリフトを乗り継いだ地点です。
初日は最高のパウダースノー、Nさんは何回も雪団子を作ろうとし
ますが固まりません。衣服も手袋もまったく湿り気はありません。

富良野の日暮れは早い、午後3時過ぎには背後の山(大壁)に
夕日が沈みます。充実感とちょっぴり哀愁が漂います。

林間コースを宿に向かって帰ります。全コース23本、最全長4キロ
最傾斜34度、リフトゴンドラ11本。「今日もどこまで行ったやら」

全12名の滑降スタイルを順にご覧ください。
SU氏

コースは同じトレーニングバーン上部です。
KW嬢

ほぼ動画のなかから抽出されたものです。
SK嬢

RW氏

SK氏

NT嬢

TY嬢

IN氏

KY嬢

AY氏

HK嬢

AN氏

プリンス本館の玄関前です。落着いた雰囲気は周囲の森と雪に
見事に溶けこんでいます。三角窓のなかはダイニングルーム。

夕食はホテルのブッフエの他に、巡回バスで町の居酒屋へ出かけました。
富良野市観光協会の仕立てたバスには外人さんが半数ばかり、夏の富良野
の混雑はウソの様な、冷気にしばれる静かな町角です。今日のメニュー?

とりあえず乾杯、焼き魚はホッケ、その他もろもろの珍味です。
振り向けば青い目の外人さんで満杯、観光協会によれば通年の
観光客の内一割は外国人と言われている。冬は例外かもしれない。

今夜は、炎のスペアリブを解体し仲間に分配するUさん、手捌が食通
であることを現しています。好奇心に満ちた青い目の人達が、静かに、
でも陽気に、微笑み掛けてくれます。見習らはなくてはと思いました。

北ノ峰ゾーンの真ん中、コースが交差する森の中に無料の休憩小屋。
空いているときは自衛隊諸君が遠慮勝ちに使っている。好感度のある
青年達だ体格も抜群に良い、日々足並みは上達している、頼もしい。

休憩小屋の内部、EPE専属ルームの感あり、暖房もあります。
壁にかかるサイン紙はかってワールドカップが度々開催された
頃の名残だろう。頑張れ日本!スポーツ大国の名に恥じるぞ!

連絡コースを示す雪兎?可愛くておしゃれでした。これが本物の
心遣いでしょう。スキー場を管理される皆さん、ご苦労様でした。

「ザ・フラノ」総て完了しました。あとは動画をご覧ください。
今回は特にしばれる寒さの中、カメラ班様ご苦労様でした。

 スキー再開しました!
久しぶりのスキーで緊張しましたが、ワンポイントレッスンと「ホ、ホーイ!」の声に励まされ、あっという間の5日間でした。
カニ、ホッケ、炎のスペアリブ、富良野ワイン、キュキュ雪、そしてゴンドラ。とてつもない力を秘めながら優しく素敵な皆さん、
「そのうちあなたにもEPEクラブのすごさがわかりますよ」とは、先輩の言葉です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
                                                      記:片山(純)
スキーカーニバルとして06年、07年に続き富良野スキー場には今回で三度目です。他に二度重ねた場所もないところから、よほど
皆さん富良野がお気に入りと思われます。もっともトニー・ザイラーの名がコース名として残されているように、かってフラノは世界
のビックネームの一角を占めていました。その頃、世界のスキー用品の三分の一は日本で消費されていたそうです。
さてもさてゲレンデは相変わらずの空き空きです。これはこれでうれしいことですが、このままでは近い将来、日本のスキー場は半減
するのではないでしょうか?余計なお世話とは云わないでください。我らがチームはまだまだ、これから本領を発揮するつもりです。
内外を問わず、このホームページをご覧の皆様に今一度伝えましょう。今は100年に一度訪れたスキーヤー天国か、さもなくば、ス
キー場受難の瀬戸際です。その鍵を握っているのは我らが世代です、まだまだこれからですぞ! おお!シーハイル!
              記:紀伊埜本(節) 写真:西村(晶)、野原(勇)、上原(進)、紀伊埜本(博) 動画:上原(進)、西村(晶)

動画記録−1はこちらです(撮影:西村)

動画記録−2はこちらです(撮影:上原)

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