一般例会No.808

二上山(雌岳)(474m)(故野口秀也さん、故欅田克彦さん追悼登山) 例会記録

概要

『EPEクラブの発展に多大なる貢献、活躍をされた野口秀也さん、欅田克彦さんを偲びご冥福をお祈りいたしましょう。』

日時

2024年4月14日(日)

天候

晴天

担当

森本(善)、小椋(勝)

集合

8:45当麻寺駅

行程

当麻寺駅~当麻寺~麻呂子山~原岳~岩屋峠~馬の背~雄岳~二上山神社~当麻寺

参加者

中山、村木(正)、村木(と)、山倉(康)、山倉(知)、杉本、三原、西村(晶)、西村(美)、岩本、松本、祓川、西向、小椋(美)、佐野、大森、島野、池田、安本(昭)、安本(嘉)、上野、神阪、秋田、翁長[当麻寺まで]・・・計26名

8:40 当麻寺駅にてリーダーのあいさつ

當麻寺の参道を登山口に向かって歩く

9:15 登山口にて

10:02 麻呂子山着

麻呂子山にて

9:37 姫風の坂にて休憩

11:25 岩谷峠

雄岳 への道 桜が満開です

秋田さんから野口さんのエピソードを聞く

11:45 雄岳 着

雄岳 にて

雄岳 から下山

14:29 練供養で人がいっぱいの境内 挨拶をし解散する

 9:00 初夏を思わせるような2日続きの晴天のもと、駅より当麻寺へつづく参道をのんびりと歩く。

寺に近づいたころ、日本に一か所しか現存しない東塔、西塔の両塔が揃った三重の塔が寺の樹間に見え隠れする。しばらくすると仁王門があらわれ境内に入る。

今日は、当麻寺の「聖衆来迎練供養会式」の日で、境内では懐かしい露店が店を開く準備中。また、会式の為の本堂へとつづく来迎橋(仏さんと中将姫がとおる橋)が設置を済ませていました。境内から北門を通って境外に出て、奥の院の裏にある公園が登山口です。

 さっそく、麻呂子山へ登り汗が出始めたころ、尾根上に着く。左に道をとり麻呂子山(213m)着。視界はなく、記念撮影後、もとの尾根上の分岐にもどり、そのまま原岳に向う。ひたすら暑い登山道を登る。途中、こんなに低い里山なのに、本格的な急登があり息が上がる。30分くらいで「姫風の坂」という青空にくっきりと浮かぶ、二上山と大和盆地が見渡せる涼しい展望台につき休憩。約20分で原岳(約380m)に到着。相変わらずの暑さの中、時折、ひんやりとした風がさわやかに吹いていました。

原岳から約30分で岩屋峠着。峠から二上山の雌岳と雄岳の鞍部である馬の背着。休憩後、最後の登りである雄岳(517m)に向かう。

12:10雄岳頂上着。

 頂上では、泉州山岳会創設期の一人であり会員番号1番で大峰山等の登山書籍を執筆しておられた野口秀也さん、そして豪快な登山をする欅田克彦さんを偲んで、両氏の写真と秋田さんと小椋代表から、野口さんからの泉州山岳会乗鞍事故での貴重な助言や、欅田さんの豪快な登山姿勢の思い出話をしてもらいました。

その後、在りし日の登山話に花を咲かせまがらゆっくりと昼食をとり二上神社に向け下山。

二上神社から右手に進み、奈良盆地を左手に眺めながら里の道を歩き、途中、EPE会員の母校である当麻小学校の前をとおり当麻寺に到着する、寺では「聖衆来迎練供養会式」の準備も済み露店も店開きをし、席取りの人も含め大勢の参拝者が会式の開始を待っておられ大混雑が予想された。

14:30当麻寺境内にて解散する。

               記録: 森本(善)   写真:小椋(勝)