一般例会No.795

新年ハイキング 旗尾山(548m) 2024年新年会・河内長野荘 例会記録

概要

『恒例の新年ハイキングです。一汗をかいた後、温泉に入り新年会を楽しみましょう。旗尾山へ新年の初登山を行った後。4年ぶりの待ちに待った新年会を河内長野荘で開催いたします。久しぶりに会う人やいつもの仲間と語り合いながら笑い声いっぱいの新年の宴を開きたいと思います。』

日時

2024年1月8日(月・祝)

天候

晴れ

担当

ハイキング担当:西村(晶)、野原、杉本

新年会担当  :森本(善)、山倉(康)、前田

集合

8:30 南海高野線・千早口駅(7:48南海・難波駅発 橋本行き急行乗車⇒8:24千早口駅着下車)

行程

千早口駅~賽ノ神~林道才ノ神線~葛城第18番経塚~旗尾岳~天見駅⇒河内長野駅〜河内長野荘(新年会場)

参加者

ハイキング:有永、大森、上野、小椋(勝)、小椋(美)、翁長、喜多田、木下、黒澤、古松、佐野、谷、飛田、中川、中嶋、松田、中原(正)、中原(俊)、西田、西野、西向、西村(美)、馬場、原(康)、附野、森本(善)、森本(咲)、脇、本田、前田、桝田、實操、三原、村木(と)、村木(正)、山崎、山田

・・・計40名

新年会:有永、飯尾、岩本、大森、上野、小椋(勝)、小椋(美)、翁長、河合、喜多田、木下、黒澤、神阪、古松、近藤、杉本、谷、飛田、中川、中嶋、中原(正)、中原(俊)、中山、西田、西野、西向、西村(美)、西村(晶)、野原、畑山、馬場、原(康)、附野、保木、本田、桝田、松田、實操、三原、村木(と)、村木(正)、安岡、山倉(知)

・・・計46名

8:40 千早口駅、ハイキング参加者が集結しました

千早口駅前で新年の挨拶と、登山ルートが少し変更になっているのでそれの説明を受け出発です。総勢40名の大人数です。

駅裏から民家の狭い道を歩きます。

40名もの長い列が続きます。

悪霊から通行人の災難を守るために祭られている“塞ノ神”にお参りし、今日の登山の安全を祈願しました。

林道を進みます。列が長すぎて先頭は見えません。

野原リーダーより読図の講習を受けました

    葛城第十八番経塚、岩瀬経塚への急斜面を登ります

18番経塚への寄り道、細いトラロープが張ってありましたが、こんな細いロープ初めて見ました。

10:30 18番経塚到着、有永さんから経塚について講義中。

旗尾岳を目指し急坂を昇る。この山は結構急な坂が多いです。

12:25 旗尾岳頂上到着。頂上は狭く、かつ木も多いので多人数の写真は撮りにくい。

天見駅に向け下山開始。ここも急坂が多いのでスリップ注意です。

登山道沿いに、しめ飾りや鏡餅に使われる「裏白」が群生していました。

天見駅へもう一息。

13:10 天見駅に到着しました。

これから新年会会場に電車で移動します。

新年会に参加されない佐野さんへ、昨年度例会最多参加賞を授与しました。

   
(新年ハイキング)
2024年最初の例会と4年ぶりの新年会開催とあって総勢40名の参加者となりました。予定の登山コースの状況確認と歩行時間を調べるために12月末に偵察山行を行いました、クヌギ峠から田山、府庁山、旗尾岳から天見駅に向かうラウンドコースだと歩行時間が長くなるので賽ノ神~林道才ノ神線~葛城第18番経塚より主稜線に向かうコースに変更しました。
賽ノ神より緩やかな林道では久しぶりに会った人たちがにぎやかにしゃべったり笑ったりで楽しく登っていました。
葛城第18番経塚に登るのは急坂でロープに助けられながら登りましたが下るのも大変でした。
主稜線から旗尾岳までは少しのアップダウンが続きますが、1時間弱で旗尾岳に辿り着きました。
 
(岩瀬の経塚に並ぶ亡霊回向塔(石碑)について)   記:翁長
当日、現地で私が大楠公の墓碑と説明しましたが、改めて報告しておきます。
この供養塚には「葛城峯中亡霊回向塔」と彫られ、南北朝の戦いで敗れた武士を弔う石碑だとされています。
ただし、葛城修験道の先達を供養したもの、との説もあるようですが。
「葛城二十八ヶ所遍路」を著わした犬鳴山修験道宝照院による下記の記述があります。
概略
「・・ところで、興味がひかれるのは、この経塚に並び亡霊供養塚が同所に祀られている事である。
葛嶺雑記(幕末に二十八宿を踏破した書籍)の岩瀬の経塚山の条末に歌が添えられている。
この和歌より察するに、岩瀬の経塚山を死守せんと戦った武士を、弔っているという事が読める。
・・敗れた南朝方武士の供養塚ではあるまいか」との記載があります。
以上の事から楠木正成と結びつけたのは、私の拡大解釈だったようです。
   
                          記:西村(晶)、 翁長  写真:杉本、野原
   

17時 4年ぶりの新年会が森本さんの司会で始まりました

小椋代表の挨拶、就任以来初です

泉州山岳会の本田会長からもメッセージを頂きました

事務担当の杉本さんから事業報告

例会最多参加賞等の表彰もありました

受賞者のご挨拶

小椋代表の乾杯で宴会が始まりました

大先輩の話を神妙に聞く方々

歓談風景

長野県在住の西野さんも参加してくださいました

長老級の方々も熱心に話し込んでおられました

歓談風景

報告会後新年宴会の前に記念写真撮影

(新年会)

 新型コロナウイルスの影響で2020年以来4年ぶりに河内長野荘で開催することができました。4年間で27名の新しい会員を迎えることができました。報告会は小椋新代表の挨拶で始まりました。新型コロナウイルスの影響で2023年度も例会が実施できないことが少なからずありましたが、2023年度はEPEクラブ創立20周年にあたり、中抜き百名山の一番利尻岳、100番屋久島の宮之浦岳、日本最高峰の富士山、ふるさと富士シリーズ10座登山と周年記念事業を実施したことが何よりでした。記念イベントの締めくくりとしてEPEクラブ発足の地、岩湧山で集中登山を実施し参加者全員が参加賞を頂きました。また、泉州山岳会のご協力でおいしいぜんざいを頂くことができました。ありがとうございました。

 新年会も小椋会長の挨拶で始まり、遠路はるばる長野県よりお越しいただいた松田さんより乾杯の音頭を取ってもらいました。その後、例会最多参加賞を受けられた3名に表彰と賞金の授与がありました。20周年ということでビンゴゲームで参加者全員に賞品が当たるようにしました。新年会が初めての方も多数おられ、宴会が進むにつれて場が盛り上がるようになりましたが、19時お開きとなりました。

 

記:杉本  写真:山倉(康)