一般例会No.788

播州・とんがり山(257m) 例会記録

概要

『姫路市郊外にある信仰の山を登ります。』

日時

2023年11月5日(日)

天候

晴れ

担当

野原、飛田

集合

8:15 JR大阪駅中央改札口前(8:30発 姫路行き新快速乗車⇒9:34 姫路駅着、9:48発 姫新線・播磨新宮行き乗換⇒10:05 太市駅着下車)

行程

太市駅~峰相山登山口分岐~とんがり山~大黒岩~峰相山~開山堂~峰相山登山口~太市駅

参加者

神阪、西田、長谷川、山田、山崎・・・計7名

無人駅ですが、お洒落なカフェが併設されていました。

  大津茂川沿いの遊歩道から見た「とんがり山」遠景。存在感のある山だ。

大津茂川沿いの道

   地元の森林組合が立てた絵看板

登山口にあった「峰相の里」看板

登山道入り口です。

亀岩手前での集合写真

亀岩伝説の掲示板

亀岩へもう一息

   

    亀岩から見上げたとんがり山

   とんがり山への登りはロープが張り巡らされて急登を強いられました。

とんがり山から峰相山へ樹林帯を進む。

    帰路、稲荷神社を撮りました。

      とんがり山登山概念図

  

  

 今日の例会参加メンバー5人の内、私にとって4人は初対面。一瞬「えっ、この人達EPEの新入会員?」と戸惑う。今日はフレッシュな顔ぶれ中心の例会となりました。駅から数分も歩くと大津茂川に出合う。川沿いの遊歩道を歩くと正面に「とんがり山」が見えました。標高257mの低山ですが、これほど尖がっていると登高意欲が出てきます。稲荷神社を左折して20分程で峰相山登山口到着。

 登山口から稜線まで15分程度の急登が続く。稜線からは緩やかな登り下りが続き、伝説の大岩「亀岩」到着。360度の展望スポットで見晴らしは抜群。標高が低いことから真夏なら灼熱地獄間違いなしの場所だ。この「亀岩」は「神岩」とも呼ばれているそうで、岩の上にある「くぼみ」(2ℓのペットボトル2~3本も注げば溢れる程度の小さなくぼみ)に溜まった水は年中枯れないとのこと。最近晴天続きで雨が降っていないはずだが、この「くぼみ」には水が溜まっており「はて、この水はどこから・・?」と疑問が沸きました。

 亀岩からとんがり山へは激坂との記録が多く、黄白の虎ロープが左右に張られている。覚悟して挑むもあっけなく頂上に到達。頂上は予想したよりも広く昼食大休止とする。

 とんがり山から峰相山まではなだらかな稜線を辿る。峰相山手前は特になだらかで、日本最古の寺とも言われ、最盛期には金堂、講堂他300余りの僧坊等を擁した「鶏足寺」(201年創建、因みに現存する日本最古の寺と言われる飛鳥寺は596年創建、法隆寺607年創建)という大寺があったという。そのような長い歴史を持った寺であるが、織田信長の中国攻めの命を受けた羽柴秀吉の軍師・黒田官兵衛によって1578年に全山焼き討ちにあい、1370年を超える長い歴史の幕を閉じた。

 峰相山からの下山路はいくつか存在するが、開山堂に直接到達するコースを降りる。開山堂で小休止した後、舗装路をのんびり歩いて峰相山登山口を経て太市駅に到着。駅前で解散としました。

               記録:野原  写真:飛田