一般例会No.437

比叡山・坂本から大比叡(848m)例会記録

概要

『比叡山の表参道から最高峰の大比叡へ登り、裏参道の雲母坂を下ります。』

日時

2016年2月7日(日)

天候

曇り一時あられ

担当

野原勇、山倉康次

集合

7:45 JR大阪駅中央改札口前(8:00発新快速米原行き乗車、京都駅下車、8:56湖西線近江舞子行き乗車、比叡山坂本駅下車)

行程

比叡山坂本駅~(本坂)~文殊楼~大比叡~(雲母坂)~叡山電鉄修学院駅

参加者

村木正人、藤田喜久江、池田える子、和田都子、近藤さとみ、寺島直子、小川眞裕美、保木道代、安岡和子、片山純江、前田守、和田敬子、寄川都美子、杉本栄子、西村晶 ・・・ 計17名

比叡山坂本駅で本日のルート説明

日吉大社に向け出発

湯豆腐の看板も寒々と・・・

比叡山霊域へ石段から急登が始まる

一息登るとまた石段が続きます

琵琶湖の向こうに伊吹山が望めます

石段終了で一休み

少し登路が荒れたところ

根本中堂もまじかです

トイレ休憩後大比叡へ

冬は境内も閑散としています

大比叡へは階段上りから

頂上です

ケーブル駅は改修中

雲母坂を下ります

昼過ぎに道路に出て終了です

 比叡山には東西南北数多くの登山コースが存在するが、比叡山の中心「根本中堂」を擁する東塔エリアに直接登り詰めるコースは表参道「本坂」であろう。表参道「本坂」を登り、裏参道「雲母坂」を下る計画を立てた。因みに、延暦寺は天台宗の伝教大師(最澄)が開祖であるが、後に法然、親鸞、日蓮、道元、一遍などが修行を積み、各宗派の祖を育んだ日本仏教の母山と言われている。

 コースは比叡山坂本駅から西に一直線に日吉神社の赤い大鳥居を目指す。大鳥居左横の石段からスタート。1200年の歴史のある登山道と言われるが、手入れがされておらず荒廃している。スタートしてから休憩を含み2時間余りで東塔エリアに到着。さすが比叡山延暦寺、この寒い時期でも参拝客が多い。

 大比叡へは阿弥陀堂と東塔の間を進み、東塔の裏へ回り込んで山頂を目指す。大比叡山頂手前には朝日、関西、読売TVの中継基地が鎮座していました。大比叡山頂の三角点は一等だが、杉木立の中で見晴らしが良くない。昼食後、駐車場やスキー場跡を通過し雲母坂へ。この雲母坂は昔、延暦寺の僧兵が日吉神社の神輿を担いで都への強訴に駆け下った道でもあるとのことです。深くえぐれた山道に歴史を感じる。この雲母坂の北側は修学院の敷地、宮内庁が管理していて金網が延々と続いておりやや興ざめです。雲母坂の登山道入口から川沿いの道を進み、叡山電鉄修学院駅で解散。今日は晴れたり曇ったりあられが降ったりと複雑な天候でしたが、風がなく歩きやすい1日でした。

記:野原 写真:山倉